こんばんは!長本です。
先週のaddworks突撃インタビューに引き続き、今回もaddworksについて紹介していこうと思います。
今回は新作のアルバム「epoch-making」について、そしてaddworksのこれからについてツッコんでいきます!
2012.07.21(ad-001)
¥1,500-
1.プロローグ 2.overcast 3.リトルボーイビート 4.傘をさす子供達 5.ナユタ 6.壊れた飛行船 7.バラード
長本(以下、”長”)「それでは新作のアルバム”epoch-making”について、色々話してもらおうと思うんですけど、ジャケットが凄く良いですよね、これはどういう経緯でこれになったんですか?」
古藤翔太(以下、”古”)「音源に関してはそろそろ出来そうだ、っていうときに、ジャケットだけまだ何も案がなくて、そういうときに、ノハナ先生と、2人でスタジオの休憩所で話してまして、そんときに、」
牧乃花(以下、”牧”)「そう、ネットで調べようってことになって、スタジオのパソコン借りて色々カチャカチャ調べてたんですよ、で、福岡のアーティストさんにお願いしようってことになって、“福岡 絵 デザイン”みたいな感じで検索してたら出てきたのが三浦さんのホームページで、そこのtop画像が鹿ちゃんで、可愛いね、良いねー、ってなってそこで連絡してっていうのが始まりです。」
長「その鹿ちゃんっていうのはこのアルバムのジャケットの鹿ちゃんとは別の鹿ちゃんなんですか?」
牧「別の鹿ちゃんです、可愛いやつ。」
古「そこで、連絡を取り、会うことになり、で、そこでじゃあ書き下ろしてもらおうっていうことになって、で書き下ろしてもらった上にトータルのデザインまでしてもらって、全部、歌詞カード裏までまるっと全部。」
城戸聡(以下、”城”)「CD取ったあとのところまでとにかく全部、CD自体も、帯も背中も全部。」
古「是非手に取ってみて欲しいですね」
城「もうコレみるだけでも面白いですよ。」
古「絵として、良いし。もう、このアルバムの一番のセールスポイントですね。」
城「え!音よりも!?」
古「音よりも、一番のセールスポイントです!」
一同「(笑)」
長「じゃあ中身に関して、曲づくりとは別次元で、アルバムづくりは色々と考えると思うんですけど、そのときに大変だった事とか面白かった事とか、信念として持ってつくったとか、そういうのを聴かせて下さい」
古「アルバムは、色とりどりなものにしたいなっていう思いがあって、で、一曲目のプロローグっていう曲は、アルバムのプロローグであるためにアルバムのためにつくった。それで、その曲の中に、アルバム全体として言いたい事を2分ないくらいの中にぎゅっと詰め込んだ歌詞にしプロローグ感を出して、みたいな。だから、アイツがいて、アルバムが始まるみたいな感じです。
あとは、アコギで弾いてるナユタっていう曲が一番昔の曲です、でもアレンジとかは変わってるんで古いままじゃないけど。
信念というか、思いとしては、ポップでありキャッチーでありファーストな感じです。あんまりうちら変化球打ってないよね」
古「いやでも、途中アコギが入るって普通のロックバンドのアルバムじゃなさそうですよね。」
古「そこはやっぱ、カラフルにしたいし、他の人がやってない事したい。曲の流れもむちゃくちゃ良いからね、イチから最後まで全部聴いてやっとわかるというかね。途中抜粋して聴いてもいいけど、俺たちは流れを練ってきたんで、脈々とね。」
城「そうそれで、流れを変えたいからって言って、僕ら一回も聴いた事無いアコギの曲をレコーディングの日に持ってきて、レコーディングしながら僕らははじめて聴くみたいな感じでした」
古「レコーディングのエピソードでいえば、ポテチがすごかった」
城「ポテチすごかった!」
古「歌入れのときに、たくさん歌って喉が疲れてきたときに、ポテチを食うとすげー良い歌が歌えたっていうことがあったね」
城「思うに、ポテチの油が意外とのどの通りを良くしたんじゃないだろうかみたいな」
古「ポテチの油と、あとサクサクとした食感でストレスが緩和される、あと顎の動きで、顎に筋肉がリラックスするっていう、様々な作用ゆえ、良い歌が歌えるっていう」
城「そのポテチ効果で録った、バラードっていう曲が、もう今までで一番最高なんじゃないかっていうくらいベストな歌が歌えてました。レコーディングスタッフの人もみんな「ポテチ効果すげー!」って言ってました」
長「これからaddworksはどうなっていきますか?」
古「とりあえず現実的な事をいうと、12月にpalavoxとの共同イベント『ぬりえ』があるので、それを楽しい物にしたいなと、思うし。東京ツアーも行って帰ってきて、思ったのは、やっぱaddworksはポップなバンドだと、スゲーメロディの良いバンドだなと、自分で」
牧「自分で(笑)」
古「どこ行っても、対バンが誰だとしても、良い曲は俺たちだなと」
牧「被らないですよね、良い意味で」
古「さっき言ったように、中学生のときに感じた、良い音楽だなというのを目指して、そういう衝動的な音楽をつくり続けていきたいなと思っております。
じゃあ、ノハナ先生にも聞こうかな、ノハナ先生、どうぞ」
牧「えーわかんない!笑 えー、楽しく出来れば良いかな。野外やってみたいですね、楽しそうだなーと」
城「え、屋台?」
牧「野外!」
城「野外か、屋台って聞こえました(笑) 屋台ってどういうこと!?って思って。」
古「城戸先生は何かありますか?」
城「自分が最初このバンドをやろうってなったのは、ただ単にオリジナルバンドやってみてーと思ったからなんですけど、いま楽しくやれてて、これから何がしたいかっていうと、とりあえず、ライブやりまくってaddworksの知名度をあげていきたいですね、まだ今年始まって福岡では5~6回くらいしかライブが出来てないんで、ライブやりまくって、“addworks凄いらしいよ“っていう噂を広めたいですね。今はそれがやりたいです」
addworksとPARAVOXの共同企画、「ぬりえ」のポスター。
長「では、最後になにか伝えたい事があれば」
古「CDはやっぱCDじゃないとわからん世界っていうのがある、ライブをみるのとCDを聴くのとじゃ違うっていうところが見つけられるし、エンジニアのハマさんがしっかり時間をかけてmixをしてくれて、そのハマさんの小技が要所要所にあるので、addworksとハマさんとの共同作業っていう感じのCDなんで、そこもチェックして欲しいですね」
城「ホントにもうアルバムを聴いて欲しいです、ライブと全然雰囲気とか違うところもあって、声も密集させてみたりとか、いきなり両側から迫ってくる感じになったりだとか、ヘッドホンで聴いてもらった方が鮮明にわかる場所がいっぱいありますよ」
古「とにかく、ポップな良いCDです。若者よ、聴いてくれ!」
「最初から最後まで通してしっかりと聴いて欲しいです」
長「はい、ありがとうございました」
addworks一同「ありがとうございましたー!」
さて、いかがでしたでしょうか、addworks突撃インタビュー。
これで興味を持ってくれて、ライブに遊びに行ったり、CDを手に取ったりしてくれると嬉しいなと思います。
では今回も最後にaddworksのライブ映像、そしてライブ情報を載せておきますね。
長本でした、読んでくれてありがとうございます。
来週はあのバンドのレコーディングにお邪魔してメンバーとエンジニアによる対談という形で取材してきましたので、その模様をお伝えしたいと思います!
さて、何ていうバンドなのでしょうね?お楽しみに!